会場について
九条館は、五摂家のひとつ九条家が京都御所内に構えていた邸宅の建物です。昭和9年(1934)、九条家より東京国立博物館に寄贈され、現在の庭園に移築されました。
床張付と襖には狩野派による楼閣山水図、欄間には藤花菱の透かし彫りが施されています。ふだんは外からしか見ることのできないこの建物の中で、庭園を望みながら過ごす60分です。
ひと味違った博物館の楽しみ方として、隣接する展示のご鑑賞と合わせてどうぞ。見るだけでなく、自分の手で何かを作り上げるひとときになります。
体験について
装束・武具・帯締など、組紐が日本文化を支えてきた歴史を知る
道明の製品にも使われる手染めの絹糸から、お好きな色を選択
職人が実際に使う丸台で「奈良組」に挑戦。奈良の正倉院や法隆寺にも現存する、古くから伝わる組み方です
組み上げた紐は、ストラップまたはブレスレットに仕上げ、体験の記念としてお持ち帰りいただけます
60分の流れ
九条館へご案内し、道明の講師と対面します
1652年からの歴史と、当日選べる絹糸の色を紹介
実演のあと、奈良組でストラップまたはブレスレットを制作します
完成確認と質疑応答、記念撮影の時間です
選べる仕上げ
組み上げた一本は、ストラップ(13,000円)とブレスレット(15,000円)、お好きな仕上げをご予約時にお選びいただけます。同じ奈良組の技術から、身につけ方の違う二つの完成品が生まれます。
ブレスレットは制作にやや時間がかかるため、最終枠(15:30〜)はストラップのみとなります。
指導
道明は1652年に創業した組紐処です。装束、武具、仏具、茶道具、帯締など、組紐は日本の暮らしと美意識を長く支えてきました。
本ワークショップでは、道明の講師が実際に使う丸台と手染めの絹糸を用いて指導します。簡略化された道具ではなく、職人と同じ本物の道具で、実際に手を動かして作る体験です。
気づいた方へ
映画『君の名は。』(2016年)で、三葉の髪に結ばれ物語の重要なモチーフとなったのが組紐です。国内外で大ヒットし、台湾・中国・韓国では
日本映画の興行収入記録を更新するなど、組紐という工芸を世界に知らしめるきっかけにもなりました。この体験でお作りいただくのは、
その同じ伝統技術。今も工房で受け継がれている本物の組紐です。
色と手仕事
同じ組み方でも、糸の色合わせによって印象は大きく変わります。落ち着いた色、鮮やかな色、季節を感じる色。
日本の伝統色にも通じる豊かな配色の中から、自分だけの一本を選べます。
対象
海外からのお客様を主な対象に英語で行うワークショップですが、日本語でのご案内も可能です。日本人の方のご参加も歓迎です。
アクセス
東京国立博物館 庭園内 九条館(〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9)。正門から入館後、庭園へお進みください。開始15分前までに九条館へお越しください。
ご予約
1仕上げを選ぶ
2時間帯を選ぶ(各回8名)
予約ページに進み、日付・時間帯・仕上げ(ストラップ/ブレスレット)をお選びいただけます。開催時間・定員は博物館との調整により変更となる場合があります。
参加前のご案内