東京国立博物館の庭園に佇む「九条館」で、伝統にふれる

歴史ある建築で楽しむ
練り切り作り&茶道体験

「九条館」は、五摂家のひとつである九条家ゆかりの歴史ある建築です。京都御所内にあった建物が赤坂へ移され、昭和9年に現在の庭園へ移築されました。普段は外から眺めることしかできないこの歴史ある建物に上がり、季節の練り切りを手づくり。最後は、ご自身で点てた抹茶とともに、できたての練り切りをお楽しみいただきます。

会場
東京国立博物館 九条館
日程
2026年8月25日(火)・27日(木)
11:30 / 14:00
料金
15,000円(お一人様)
博物館の入館料は別途
形式
60分 / 各回10〜12名 / 進行は英語

8月はこの二日だけ

2026年8月25日(火)・27日(木) 11:30 / 14:00

15,000円(お一人様)・60分・各回10〜12名・お一人でのご参加も歓迎

席を予約する 前日までのキャンセルは無料
英語が分からなくても大丈夫 進行は英語ですが、日本語を話すアシスタントが同席します。日本人のお客様は近くの席にご案内し、手順や意匠の由来を日本語でお伝えします。
はじめての方ばかりです 和菓子づくりも茶道も、経験は要りません。ほとんどの方が初めてのご参加です。
手ぶらでどうぞ 道具も材料もすべてご用意しています。
博物館は一日楽しめます 九条館は博物館の敷地のなかにあります。入館料は別途お支払いいただくので、レッスンのあとはそのまま展示をご覧になれます。
九条館の十畳の間。床の張付には楼閣山水図が描かれている
この床の前に座って、練り切りをつくります。
庭園の小径から見た九条館の廻り縁
四方をめぐる縁を、庭園から。
九条館の内廊下。天井に提灯、ガラス障子の向こうに庭園
同じ縁の内側。障子の向こうが庭園です。
レッスンの設えをした九条館の広間。鴨居の上には藤花菱の透かし彫り欄間
カリンの一枚板を透かし彫りにした、藤花菱の欄間。

会場

九条館とは

足を踏み入れ、畳の上に身を置いて、はじめてわかることがあります。

九条家は、天皇の摂政・関白を務めた「五摂家」のひとつ。その当主の居室として、九条館はかつて京都御所内の九条邸に建てられていました。

その後、赤坂の九条邸へ移され、昭和9年(1934年)、九条道秀氏の寄贈によって現在の庭園へ移築されました。

厳密には茶室として建てられたものではなく、書院造の建築です。十畳の間がふたつあり、四方には縁がめぐらされています。現在も、茶会や句会などの場として使われています。

床の張付や襖には、狩野派の筆によるものと伝わる「楼閣山水図」が描かれています。鴨居の上に設けられた欄間には、カリンの一枚板に「藤花菱」を透かし彫りにした意匠が施されています。

この歴史ある空間で、当日は楼閣山水図を背に、季節の練り切りを手づくりしていただきます。

由来
京都御所内・九条邸の当主居室
移築
赤坂の九条邸 → 東京国立博物館 庭園(1934年・九条道秀氏寄贈)
構造
木造平屋建・寄棟造・瓦葺 間口15m × 奥行10m
部屋
十畳二間、四方に廻り縁
床・襖
楼閣山水図(狩野派の筆と伝わる)
欄間
カリンの一枚板、藤花菱の透かし彫り

庭園は通年開放されていますが、園内の茶室は普段は公開されていません。九条館へは、ご予約いただいた方のみお入りいただけます。

開催日を見る

この体験について

場所と、人と、菓子
この三つが揃う日。

練り切りを教える教室は、ほかにもあります。けれど、この歴史ある空間で学ぶ——そんな機会は、ほとんどありません。

01

場所

九条館は、庭園に佇む歴史ある木造建築。普段は公開されておらず、来館者は外から眺めるだけで通り過ぎます。その扉が、この二日間だけ開かれます。歴史を刻んだ空間の中で、練り切りのレッスンを体験していただきます。

02

講師は、10年にわたり和菓子と抹茶を教えてきたインストラクター。意匠に込められた意味や、ひとつひとつの手順に理由があることも、手を動かしながら、その場で学ぶことができます。

03

菓子

練り切りは江戸時代に生まれ、茶席のためにつくられてきた菓子です。菊、梅、藤——。日本では古くから、花に季節を託し、美を表現してきました。練り切りもまた、季節をかたちにして味わう、日本の美意識のひとつです。

04

三つが揃うとき

ひとつずつなら、それほど珍しいことではありません。この空間で、この講師から、この菓子を教わる。その三つが、同じ日に揃うこと。それは、貴重な体験です。

九条館の低い卓を囲んで練り切りをつくる参加者と、床の前に座る講師
卓を囲むのは、10人ほどです。
白い皿にのった朝顔の練り切りと、点てた抹茶・棗・茶筅をのせた朱塗の盆
朝顔の練り切りと、点てたばかりの抹茶。
九条館の長い卓で、それぞれの席について練り切りを成形する3人の参加者
それぞれの席で、それぞれの手を動かします。

当日の流れ

60分でおこなう、四つのこと。

季節の練り切りをひとつ、ご自身の手でつくります。仕上げにご自分で抹茶を点て、つくったその場で味わっていただきます。

指先で桃色の練り切りを成形する参加者
01

練り切りをつくる

講師とアシスタントの手元を見ながら、季節の意匠をひとつ仕上げていきます。難しいところは手を添えてもらえるので、はじめての方でもきちんと形になります。

床を背にデモンストレーションを行う講師とアシスタント
02

デモンストレーションを見る

講師が、季節の意匠を目の前でつくってみせます。続けて、抹茶を点てるところまで。とくにお茶の所作は、説明を聞くより一度見るほうが早く身につきます。このあとご自身で点てるときに、ここで見た手の動きが助けになります。

自分の席で茶碗の抹茶を点てる参加者と、傍らのアシスタント
03

抹茶を点てる

今度はご自身の番です。それぞれの席で、一碗ずつ点てていただきます。見た目より少し難しく、思っているよりずっと簡単です。

黒い盆の上、懐紙にのせた練り切りと干菓子
04

座って、いただく

ご自身でつくった練り切りと、講師が用意した干菓子、点てたばかりの抹茶。この60分は、この一服のためにあります。

もうひとつのデモンストレーション

この四つとは別に、講師とアシスタントが、また違う意匠の和菓子をつくってみせます。技法も材料も異なるものを、間近でご覧いただけます。

  • 講師が用意した干菓子を、ご自身の練り切りに添えてお出しします。
  • 座席は畳の上、低い卓に座布団です。正座や床座りが難しい場合は椅子をご用意しますので、ご予約時にお知らせください。

講師

佐澤モゝ子。

2016年に自身の教室を開いて10年。和菓子と抹茶を教えつづけているインストラクターです。

岐阜の生まれ。高校生のときに交換留学生として、ウィスコンシンで一年を過ごしました。日本を見たことのない人たちから、自分の国について次々と尋ねられる。その経験を通して、日本文化は「あたりまえにそこにあるもの」から「人に伝えたいもの」に変わったといいます。大学では茶道部に所属していました。

2016年、千駄木に「和菓子教室sakura」を開きました。以来10年、レッスンは200回を超え、ひとつの予約サイトだけでも280名以上の方が受講しています。

今回のレッスンは、佐澤さんご本人が英語で進行します。日本人のお客様には、日本語を話すアシスタントが手順や意匠の由来をお伝えします。

資格
調理師 · 食育インストラクター · 食生活アドバイザー
メディア
マレーシア国営放送(桜の練り切りの特集)· 朝日新聞 · Metropolis
10
教室を開いてから
200回+
これまでのレッスン
280名+
ひとつの予約サイトだけでの受講者

草加市文化会館の茶室「漸草庵」など、公共の文化施設にも招かれて指導しています。また自身の認定講師を2名育てており、うち1名はオランダ・ハーグで和菓子教室を主宰しています。

佐澤モゝ子氏のポートレート
佐澤モゝ子。
九条館の床を背にした佐澤モゝ子氏と、着物姿のアシスタント
九条館でのレッスン。アシスタントとともに。

参加者の声

7月のレッスンに参加された方から。

少人数で、一日に二回。来館者が庭から眺めるだけの建物のなかで行っています。

抹茶を飲んだのは初めてでしたが、今日はとても多くのことを学べました。ぜひおすすめします。

7月にご参加のお客様

とても良い体験でしたし、やる価値があります。静かな場所で、実際に手を動かすのがほんとうに良かった。とても満足しています。

7月にご参加のお客様

お寄せいただいたコメントと写真は、掲載の許可をいただいて使用しています。海外からのお客様が中心ですが、日本の方もご参加いただけます。

こんな方に

見て終わりにせず、
手でたしかめたい方へ。

和菓子や茶の湯に関心のある方、そしていつもとは違う一日を探している方に。

和文化を、深いところまで

意匠の由来にも、材料にも、手順にも、それぞれ理由があります。ただ60分を過ごすのではなく、その理由まで持ち帰っていただく時間です。

ここでしか過ごせない一日

普段は公開されない歴史ある空間に上がって、そこで手を動かす。同じ時間は、ほかの場所ではご用意できません。

少人数で、目が届く

最大12名まで。講師とアシスタントが付きますので、ひとりで取り残されることがありません。

日本にお住まいの方も、海外からのお客様も、同じ空間で過ごします。九条館は博物館の庭園にあり、展示室からは数分です。

アクセス

九条館への行き方。

九条館は本館の裏手、庭園の中にあります。正門から数分です。

東京国立博物館
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
JR
上野駅(公園口)・鶯谷駅から徒歩10分
東京メトロ
上野駅(銀座線・日比谷線)、根津駅(千代田線)から徒歩15分
京成線
京成上野駅から徒歩15分
入口
来館者の入口は正門のみです
正門から九条館までの経路 正門から入り、正面が本館、右手が東洋館。東洋館の脇から庭園に入り、本館の裏手にある九条館へ向かいます。 庭園 平成館 本館 東洋館 正門 庭園の入口 九条館 N
  1. 正門から入る来館者の入口はここだけです。チケットをお持ちでない場合は、正門プラザ内のチケット売場でお求めください。
  2. 正面が本館正門を入ると、正面に見える大きな建物が本館です。右手が東洋館になります。
  3. 東洋館の脇から庭園へ東洋館の方へ進み、その脇から庭園に入ります。庭園は本館の裏手に広がっています。
  4. 九条館瓦葺きの木造平屋で、四方に縁がめぐっています。スタッフがお待ちしています。

チケットの確認を含めて、正門から10分ほどをみておいてください。博物館の入館料は一般1,000円、大学生500円、18歳未満と70歳以上は無料です(レッスン料金には含まれません)。庭園の開放時間は9:30〜17:00。図は概略で、縮尺は正確ではありません。

ご予約

開催日と時間

8月25日(火)
東京国立博物館 九条館
60分 / 進行は英語 / 各回12名まで
15,000円(お一人様)
博物館の入館料は別途
8月27日(木)
東京国立博物館 九条館
60分 / 進行は英語 / 各回10名まで
15,000円(お一人様)
博物館の入館料は別途
  • 前日までのキャンセルは無料です。キャンセル料がかかるのは当日のみです。
  • お一人でのご参加も歓迎です。1名のご予約から催行しますので、人数が集まらずに中止になることはありません。

ご案内

参加前にご確認ください

会場
東京国立博物館 庭園内 九条館(東京都台東区上野公園)— 行き方はこちら
進行言語
英語。日本語を話すアシスタントが同席し、日本人のお客様には日本語で説明します
対象年齢
10歳〜80歳
お子様連れ
10歳以上のお子様からご一緒いただけます。レッスンにご参加される場合はお一人様15,000円、ご参加はされず、横に座っていらっしゃるだけの場合は料金はかかりません。10歳未満のお子様はご同伴いただけません
服装
自由です。特に決まりはありません
写真撮影
セッション中の撮影は自由です
ご参加いただける方
どなたでもご参加いただけます。海外からのお客様も、日本にお住まいの方も歓迎します
集合
開始15分前までに九条館へお越しください
遅刻
開始後にお越しの場合、ご参加いただけないことがあります
座席
畳の上、低い卓に座布団です。床座りが難しい場合は椅子をご用意しますので、ご予約時にお知らせください
お持ち帰り
おつくりいただいた練り切りは、点てた抹茶とともにその場で召し上がっていただきます。お持ち帰りはございません
原材料
練り切りは白いんげん豆の餡、砂糖、寒天、白玉粉、水飴に着色をしたものです。意匠は季節によって変わり、添える干菓子も回によって異なるため、当日の詳しい原材料はご予約時にお伝えします
アレルギー
アレルギーや食事制限がある方は、ご予約時にお知らせください。当日の原材料を事前にご確認いただけます
入館料
一般1,000円、大学生500円、18歳未満と70歳以上は無料。レッスン料金には含まれませんので、正門でお求めください
お荷物
博物館はスーツケースの持ち込みができません。お持ちの場合は駅のコインロッカーをご利用ください
キャンセル
前日までは無料。当日のキャンセル・無連絡不参加は100%のキャンセル料をいただきます
その他
博物館が休館の場合は中止となります。館の事情により日程・運営内容が変わることがあります